『和彫り(刺青・タトゥー)の人気デザイン10選』

タトゥーや刺青(入れ墨)というとヤクザや反社会勢力などのアウトローのイメージがとても根深いのが日本の現状です。近年、温泉(銭湯)やプールでは入場禁止になることもあり、スポーツジムにも入ることが許されないところもあります。また、犯罪のニュースが流れた時に賛否両論の意見をSNSで発信されており注目されている話題です。そんな中、オリンピックも近づいておりタトゥーを入れた外国人をどのように対応していくかが注目されています。今ではタトゥーの種類もとても豊富でチカーノタトゥー、ジャグア タトゥー、ワンポイントタトゥーなど様々ですが、今回は外国人からとても評価が高い『和彫り』について記事にして行きたいと思います。

 

 

目次
1、和彫とは?-日本伝統の刺青 –
2、日本の和彫り(刺青)文化のルーツ
3、外国人から見た和彫りのイメージは?
4、和彫の人気デザイン5選-絵柄と意味の解説つき-
5、まとめ

1、和彫とは?-日本伝統の刺青-

和彫りとは、日本を象徴する和の図柄を、伝統的な手法で表現された刺青(入れ墨)を指します。昔は手彫りが多く今ではマシーンで描いていたりします。特徴的な図柄でいうと、龍・虎・鳳凰、不動明王・大日如来・風神・雷神を始めとした神々・鯉・蛇・鬼・武将などの人物像・鬼を始めとした妖怪・生首などが挙げられます。和彫ではスジ彫りでしっかり力強い線を表現し、ボカシ(黒の濃淡)という日本刺青伝統の技法で非常に綺麗な墨の濃淡を表現するのが特徴のデザインです。洋彫りにはない独特な味があり、海外の方も和彫りをアートとして注目しておりタトゥー業界の中ではとても人気があります。もはや日本が産んだ素晴らしい芸術作品と言っても過言ではありません。
一般的に現代の和彫りは、首から上、手首から下に彫られることはなく、長袖のスーツ等を着ると隠れる部位に収まるようにデザインされます。日本では刺青やタトゥーが入っていると反社会的勢力の人という偏見を持っている方が多いのが現状です。少し前までは実際に反社会的勢力の方が刺青を入れていることが多く今も入れている人は多いです。ですが最近ではアートとして社会が寛容的に認められつつあり、若者が流行っているのも事実である。そんな中で和彫りのルーツについて次に書いて行きたいと思います。

 

 

2、日本の和彫り(刺青)文化のルーツ

和彫りは江戸時代に一番繁栄されたといわれております。江戸時代の入れ墨は、主に刑罰に使われており、一部地域では「おでこに墨を入れる刑」があり、額に入墨が入れられていました。額に『一』、『ナ』、『犬』などの文字を入れられていました。これに関しては現代でもとても屈辱的ですね。しかし、『和彫り』という装飾的な日本の入れ墨を繁栄させたのは江戸の火消し衆である。江戸時代は「火事と喧嘩は江戸の華」と言われた時代です。当時の江戸の町並みは木材建築の小さな長屋が集中し、放火も多発したことから火災が瞬く間に燃え広がり大火災にるこも多々ありました。そんな頻発している火災を命懸けで鎮火した”粋”な江戸っ子たちが火消し衆です。彼らは火災で自分自身の顔が焼けて死んでしまっても自分達の存在を識別させるために、体に刺青をこぞって入れ始めました。
そしてもう1つ和彫りブームに火を付けた出来事は、当時大ヒットしていた小説『水滸伝(すいこでん)』と言われています。水滸伝とは『水滸伝』(すいこでん、水滸傳)は、明代中国で書かれた長編白話小説、『西遊記』『三国志演義』『金瓶梅』とともに「四大奇書」に数えられる(Wikipediaから参照)読み物になります。そこに出てくる主人公には大きな和彫りの刺青が掘られていました。その影響で刺青は犯罪人というイメージからとてもたくましい下町男のような『男らしさ』を感じさせるものになって行きました。この出来事のおかげで一部界隈でしか人気がなかった和彫りが水滸伝のおかげで大衆にも一気に人気が広まりました。

 

 

3、外国人から見た和彫りのイメージは?

海外のタトゥーは若者ではなくても普通に入っているのが日常で、ファッションとして受けいられており日本とは全くイメージが違います。海外で和彫りはまだやっている人が少なく、和彫りをしている人が道を歩いていると声をかけられ人気者になってしまうほど和彫りは注目されています。今では日本の和彫りは、特にそのデザイン性や精巧な技術が評価され、今や海外の有名なタトゥーアーティストが、日本に修行に来るほどである。多数の海外アーティストからは『日本の和彫りは世界で最も美しい芸術である』と称されています。オリンピックが近い日本ではタトゥーをしにくる外国人もいるのではないかと予想されます。

 

 

4、和彫(入れ墨)の人気デザイン10選

和彫り(刺青)の代表的な図柄のデザインとその意味について解説していきたいと思います。ただし、和彫りは彫り師によって定義が異なり議論を生んでいる話題になります。なので100%正確な和彫りの定義はありません。これから紹介するものはあくまで参考程度までにご覧いただけたらと思います。※Instragramアカウント:さんから画像の引用をしております。アーティストさんの情報は、投稿内のコメントから確認することができます。(→ここはタトゥーフレンドリーさんの提供でいいかと思います)

1位 龍
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龍(ドラゴン)の意味は、主に「皇帝(王者)」「立身出世」「神力」「守護」などと言われています。特に昇り龍は、立身出世のシンボルとしても有名です。「皇帝(王者)」「神力」など、龍にピッタリな絶対的な力を象徴する意味が多いです。これはどこからきているかというと中国で有名な『礼記』に記された四種類の霊獣(四霊)がいるのですが、その龍の役割が関係しています。四霊とは縁起の良い神様で、具体的には「龍」の他に「鳳凰」「霊亀」「麒麟」のことを指します。なので風水的にも、龍(ドラゴン)は最上級の神秘的パワーを持っています。他にも「立身出世」の意味をもち、仕事運に縁起が良いシンボルです。

 

 

2、鯉
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登竜門の「鯉の滝登り」など有名なエピソードが多い鯉。一見すると日本のイメージが強いですが、実は欧米でも人気が高いモチーフです。通常であれば、英語で鯉(コイ)は”カープ(英:carp)”と言うのですが、タトゥー関係者は”ジャパニーズ コイ フィッシュ(Japanese Koi Fish)”と呼ぶほどです。
図柄として「立身出世」「飛躍」「成長」「生命力」「長寿」などのシンボルとしても有名です。これらの意味は中国で有名な故事『後漢書』の”登竜門”から由来しています。鯉(コイ)は、流れの激しい滝を登り、登竜門をくぐり、天まで登って「龍(ドラゴン)」に成長することから、「立身出世」「飛躍」「成長」のシンボルになったのです。「生命力」「長寿」は鯉の生命力はとても長いと言われています。さらに鯉の色によっても意味合いが変わるのでデザインはとても豊富になっていきます。

 

 

3、般若
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般若はジャパニーズスタイルのタトゥーで人気のデザインの一つです。通常『般若』と言うのは、仏教においては、精神的、肉体的な数々の修業を行った結果で得られたものを『さとり』と呼び、その『悟りの智慧』の事を指しますが、タトゥーで『般若』と呼ぶ時には、『般若の面』の事を略して『般若』と指す事が多いです。般若の面と言うのは能の舞で用いられる能面であり、二本の角と、上下に二本ずつの尖った牙があり、男性の顔のように見えますが、『嫉妬や恨みの篭った女性』が鬼になった顔の面です。嫉妬のあまり蛇と化す前の表情を表しているとされ、さらに嫉妬に狂いほとんど蛇となってしまった「真蛇」と呼ばれる能面もあります。ですがシンボルの意味よりも、迫力のあるデザインが好まれています。たしかに独特の威圧感があります。

 

 

4、蛇
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蛇は「神聖な生物」として信仰の対象として称えられていることが多いです。世界の神話・伝記でも、神様と関わりが深いエピソードも多いです。ゆえにシンボルとしての意味も多く、タトゥーのデザインでも見かける機会がしばしばあります。脱皮を繰り返す蛇は霊妙な生物として扱われることがあります。図柄の意味としては「再生」「豊穣」「霊性(霊力)」などの象徴と言われています。またウロボロスは上記に加えて「永遠」の意味を示します。

 

 

5、鳳凰
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伝説の鳥として有名な鳳凰(フェニックス)は、タトゥーのモチーフとしても人気が高いです。「鳳凰が現れると”平和”が訪れる」という、古い伝承から由来しています。そもそも鳳凰は、瑞獣と呼ばれる「これから良い事が起こる前兆に姿を現す伝説の動物」です。美しい羽根を持つ伝説の鳥である鳳凰。「優美」「崇高」「平和」「夫婦円満」などのシンボルです。なぜ夫婦円満のシンボルかというと鳳凰が雌雄同体(しゆうどうたい)の動物とされているから。

 

 

6、虎
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その凶暴さは世界中で恐れ畏まれ、中国では百獣の王とまで呼ばれております。「龍虎」の言葉が示すように、虎は伝説の龍と対等に並ぶほど強大な力量の象徴でした。主に「勇敢」「武勇」「権威」などの象徴として扱われます。特に中国においては、古くから虎(タイガー)を“強者の象徴”として扱い、実際に王様・権力者のシンボルでした。また、圧倒的な力を誇る将軍を「虎将」と呼び、その強さに敬意を表していました。

 

 

7、麒麟
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麒麟は神話に登場する伝説の霊獣であり、『鳳凰』、『霊亀』、『応龍』と合わせて『四霊』として、この世の中に生きる動物たちの長とされています。この四霊の中の麒麟は信義を表すとされ、仁(他人に対する親愛の情、優しさ)の心を持つ君主が生まれると、姿を現すそうで、 麒麟の姿を目にする事ができれば、その時代は安泰となります。「信義」「平和」「守護」「得」の意味を表しています。

 

 

8、鬼
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日本で一番有名な妖怪である鬼。妖怪なので一見すると悪いイメージが強いですが、物語によっては善良だったり、神様だったり鬼の設定は様々です。鬼は特別な霊力を持っていて、この鬼の力を借りて悪霊を寄せ付けない事で縁起があると言われています。仏教では鬼神として正しい行いをする鬼もいるとされています。厳しさ・強さ・守護・力を象徴する意味があります。「力強さ」「怒り」などのシンボルで扱われることがあります。

 

 

9、金魚
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夏の風物詩である金魚!鯉(コイ)と同様に和を感じさせる日本の魚です。その名前の通り、「金運上昇」「富」「商売繁盛」のシンボルです。そもそも何で”金魚”という名前になったかを調べてみまた。諸説ありますが代表的な由来は以下の通りです。光が当たると鱗が金色に見えるから。大昔、中国から輸入されたとき価格が高かったから。大昔、お金持ちの間で金魚が流行っていたから。(金魚を捕まえることでお金持ちに高く売れたそうです。)など様々なエピソードがあります。さらに黒の金魚には魔除けの効果があるなど色によっても様々な意味合いが含まれます。

 

 

10、阿修羅
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古代インドの神の一族で、争いを好み天井の神々に戦いを挑む邪悪な神。三面六臂(3つの顔に6本の腕)で悪神にふさわしく忩怒の形相をもつ。阿修羅の住む闘争の耐えない世界を阿修羅道(修羅道)という。しかし、仏教においては釈迦の説法を聞き仏門に帰衣仏法の守護神になったとされ有名な奈良輿福寺の阿修羅像のようにまるで子供のような顔をし体や腕は女性のほうに細く表現されることもある。

5、まとめ

いかがでしたでしょうか。海外のアーティストから『日本の和彫りは世界一の芸術』と言われているほど日本の刺青の文化はとても貴重です。まだ反社会的勢力の人が入れているものであるというイメージは強いですが、今では若者の中でファッションとしてはやりつつあり、少しずつ世間が受け入れているようになっています。東京オリンピックが始まればもっとタトゥーに関しての考え方が変わっていくのではないかと予想されます。これからの日本のタトゥーに対しての姿勢に注目です。

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